【電力会社へ転職・就職を悩んでいる方へ】電力会社に向かない人の特徴4選

どうもagaruです。

今回は元電力会社員から見て

電力会社に向かない人』の特徴をお教えします。

元電力マンが選ぶ電力会社に不向きな特徴

若くして稼ぎたい人

年功序列が嫌な人

無駄な仕事は一切したくない人

国にどうこう言われたくない人

元電力会社員の私が思う特徴はこれらです。

 

では、順に説明していきましょう。

 

 

若くして稼ぎたい人

 まず、一番向いていないのが、

若いうちから電力会社の平均年収近くもらえると思ってしまっている人。

 

電力会社の40歳の平均年収がだいたい700から800に収まる程度だったと

記憶しています。

 

しかし、高卒で18万程度、院卒でも22万の初任給で、

30歳くらいまではほぼ上がりません。

 

だいたい30歳で早い人から職級と言われる段階が1担当からステップアップします。

 

その後30代半ばで早い人は管理職となり、

 

選ばれし人間は、40代前半には課長クラスへと昇格します。

 

だいたい、30歳から40歳にかけて、日本の平均年収を一回りくらい超えていくのではないでしょうか。

 

しかし、これでは20代の貴重な時間でお金を稼ぐことができないのです。

 

時間外を溢れるほどする人ならば、

 

大きく稼げることもあるでしょうが、あくまで平均ととらえると、

500万もらえない程度で20代を終えるの人も多いかと思います。

 

正直、メーカーとかトヨタで工場勤務するほうが稼ぎが良いです。

 

電力会社は年収に重きを置く人には向かない職業です。

年功序列が嫌な人

体育会系の年功序列制縦社会って、

頑張ってれば、良い結果がついてくる!

そんな風に考えてる人たちが作った悪しき文化だと思いませんか?

 

電力会社もだんだんと、

若くして出世する人が出始めていますが、

まだまだ年功序列は継続しています。

 

すばらしい人・上司は確かにいます。しかし、

どうしようもない屑みたいな人間もいるのも事実で

そんな人が管理職にいることもまた事実です。

 

優秀であれば、当然評価されると思っているあなた!

それだけでは電力会社には向かないのです!

年功序列でも、まあいいかと思えない人は、

きっと働いていく上で

職とのミスマッチに嘆くことでしょう。

無駄な仕事は一切したくない人

最近、流行りのトヨタ式かいぜんにもありますが

無駄を省いていくことが徐々に求められる社会になってきています。

 

しかし、電力会社は伝統や格式、体面に気を使います。

 

何事にも形式のようなものはあり、

効率重視に働くことは難しいのです。

 

組織内の縦割り構造が一つの要因ともいえます。

 

実際、私が他部門の課長クラスに、

相談事項をしに行った際には、

私の部門も課長クラスを出すべきだろう!

といった事で憤慨されて出直しとなりました。

 

もちろん、効率優先で働く課長さんもおられます。

 

ただ、例に挙げたような方が多いのもまた事実なのです。

 

そして、ルーチン業務がまた多いのが大手企業の悪性です。

謎の承認回覧も多く

お作法だからという文化が根付いてしまっています。

 

少しづつ変わろうとしていますが、

業界のピンチでも迎えない限り大きな変革はないでしょう。

 

電力自由化も、

政治家が選挙の材料にするだけで

本当に国のための制度ができない以上、

大手電力が

業界を支えるしかなく、それによって大手電力が一人勝ちする構造となるのでしょう。

 

少し話がそれましたが、

無駄な仕事が多いのは電力会社の特徴でもあります。

国にどうこう言われたくない人

インフラ事業は国と密接にかかわります。

例えば

 

原子力が良い例でしょう。

 

真っ当な経営者ならば

1民間企業が原子力を扱うことに採算がとれず諦めるのではないでしょうか?

 

国策として、大手電力でしか扱えないから任せていたはずの事業ですが、

おそらく国は大手電力の撤退を認めないでしょう。

 

他にも国に物言えない電気事業連合会といったお飾り組織もあり、

実質、国の無茶を事業者が飲む形となっています。

 

こういった仕事が嫌な人には

やはり電力会社はおすすめできないのです。

 

さいごに

さて

今回は、電力会社に向かない人の特徴を並べてみました。

 

それでも電力会社で働きたい!

そんな方にはこちらの記事がお勧めです。

ではまた!

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電力会社に勤め、ルーティンのみをこなす自分の人生に疑問を感じ、FIREに興味を持ちました。
自分の人生、自分でキャリア設計し、自分のやりたいことを仕事にしようと考え転職そして留学を決意。

留学で変わった自分の人生を経て、より多くの人が自分を変える機会を得られるようにブログを発信し続けます。

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